教えて欲しい

世の中には分からないことが多すぎる

朝霞

0:58

今日は布団から出たくない。

さあ、読者の君はこの文を読んでどちらの意味を想像するだろうか。

どちらもこちらもないのかもしれない。

布団から出たくない、この安全地帯に永遠に居たいと思っていることには変わりないのだから。

でも、これが布団に居ることが幸せだから出たくないのか、それとも

布団から出た"世界″が嫌だから出たくないのか

このふたつには、やっぱり生きている世界に大きな隔たりがあるような気がする。

 

まあそんなことはどうでもよくて、今日はただ私が見た夢の話を聞いてほしい。

 

夢を見るときによくあるように、この前も後も覚えていないんだけど、

私は結婚することになった。

しかも、今人気の竹内涼真と。

しかし、ふたりじゃなくて、さんにんで。

わたしと、もうひとりの女の子と、竹内涼真の、さんにんで、結婚だ。

不思議でしょう。

でも、たったこれだけのことで、わたしの人生はとても幸せなものとなった。

 

結婚生活が始まったその日、一緒に結婚したもうひとりの女の子は

今日の晩御飯を作っているわたしに言った。

「料理つくるのもいいけど、そろそろ準備しなよ。」

ん...なんの?

なんのだろうか。

読んでいる人にはもう想像はついているだろうか。

そう、その名の通り、初夜だ。

合点がいってあたふたしている自分のところに、竹内涼真が来て、言った。

「じゃあ、順番に相手するから、どっちか先に来てね。」

うわあ、やばいよこれ。

なんだこれ。やばくないか、これ。

 

そんなこんなであたふたしてたら、目が覚めた。

目が覚めた時のわたしは、とても幸せな気分になっていた。

どうしてだろう、全然わからない。

 

でも、今までにないくらい温かい気持ちの寝起きだった。

 

いやらしい感じの気持ちとかじゃなくて、ただ純粋になんだか幸せだった。

不思議だなあ。

 

幸せな気分を残したくて書いてみたけれど、こんなの友達に読まれたら死んでしまう。

もし万が一、この文をよんだわたしの友達がいたら、

そう、そこのあなた、。

どうか、読んだものは心の海底二万マイルに沈めてもらって、どうか、私を含め誰にも言わないでほしい。けど、少なくともこの文章を最後まで読んでくれてありがとう。

 

もしこの文章が面白いと思ったら、

文芸賞に投稿、ぜひぜひよろしくお願いいたします。

 

なんだこれ。

 

それにしても、夢って自分で全部創りあげているはずなのに、夢の中の自分が合点がいくっていうながれ、不思議でしょうがないな。